店舗開業PR
広報サポート
東京・丸の内のレストラン、
開業時の話題性と
常に興味を持たれる企画を生み出し、
取材の絶えない人気店へ
東京都 千代田区
ミクニマルノウチ
東京・丸の内で“地産地消”に徹底的にこだわる、ナチュラルフレンチレストラン。
三國清三氏がプロデュースし、2009年にオープン。
東京の旬な食材で楽しめる料理と、フラワーアーティスト細沼光則氏による空間演出が魅力。
国内外から多くのファンが訪れる人気店。
〈依頼・課題・目的〉
丸の内エリアの再開発によるビルの建て替えに伴い、いったんは閉店した「ミクニズカフェ・マルノウチ」。新しく生まれ変わる商業施設への再出店が決まり、新たなコンセプトを打ち出し店名も一新。これまで以上に幅広い層へのアプローチが必要となり、オープニングPRを依頼される。
レストランオープンの半年前から伴走
開業に至る背景を踏まえ、
打ち出すべきメッセージを創り
PR戦略の軸とする
PR案件に携わる場合、企画段階から伴走すると、綿密に戦略を練ることができ、成果が出やすくなります。当案件では、開業の半年以上前から戦略的にPR活動を開始。まず、店のコンセプトである地産地消をより具体的にするため「都産都消」という新たなキーワードを用いて、「東京の玄関口である東京駅で、東京を味わう」というメッセージを発信。続いて開業までの10年間の丸の内の街の移り変わりや地産地消に至った経緯などをわかりやすいメッセージとしました。また「江戸東京野菜」という東京の伝統野菜を料理に使うことから、都内の減りゆく農家の現状や、江戸東京野菜の研究者などから協力を得て、まだほとんど知られていない希少な野菜の魅力を伝え、メディアの注目を集めました。
リリースは開業の3か月前に第1弾を配信
プレス内覧会はオープンの数日前に開催
キーメッセージは開業の数か月に確定させ、一般のお客様にも伝わるよう、HPやメニューブック、パンフレットなどに記載。ビジュアルにもこだわりました。料理や、フラワーアーティストによる空間演出も伝えるべき要素であったため、料理と花々を表現する世界観でキービジュアル作りにも関わりました。リリースは約3か月前に数百社に配信し、個別に記者やテレビディレクターに会いに行き丁寧に伝えるメディアキャラバンも実施。プレス内覧会は、開業数日前に開催し、日中は取材目的のメディアを誘致し代表的なメニューの試食などを行い、夜は近しい関係のメディアの方などに向けた懇親会形式とし、関係者も含めて、店の魅力を伝えました。
季節性や時代のキーワードに
マッチするイベントを企画開催
企業とのコラボも話題に。
メニュー開発や、販促企画にも参画
開業から数か月が経過すると、取材が徐々に減るため、常にメディアに注目されるような販促企画を考える必要があります。そこで、話題の食材を使った企画、江戸東京野菜の第一人者を招いたイベントなど次々と企画。また、近隣にある美術館の展覧会テーマにあわせたコラボメニューを三國シェフともに企画開発し、メディアを誘致した試食会などへつなげ、多くの新聞や雑誌に掲載されました。ボジョレーヌーボーの解禁時には、午前0時の開栓のタイミングにあわせてイベントを企画開催し、そのタイミングを取材してもらうべくマスメディアにアプローチし、情報番組を誘致しました。